アイロンのかけ方・・・足袋の取り扱い方 その3

「足袋って、どうやって干せばいいの?」と、ご質問をいただく以外にも
「足袋って、どうやってアイロンするの?」と、ご質問をいただきます。

ゑびす足袋の推奨品は、生地を見ていただくとわかるのですが、生地の編み目が見えないくらいに目を詰めたうえで商品化しております。
(足袋の値段の違いが出る理由のひとつです!)

しかも、生地をソフト仕上げにしているので、
洗いたてであろうと
ガサガサ・バリバリせず、履きやすい!足に馴染みやすい!

その為、履くと体温と適度の体から発生する汗で洗濯時にでるシワが伸びるので、基本的にはアイロンの必要がありません。
麻100%の足袋等、シワが気になる場合は下の通りアイロンをお掛けください。

さて、それではご説明させていただきますね!
アイロンの古さはご愛嬌w

【1】 これは左足です。右足も同じ手順でかけます。
アイロン台のヘリを使い、はいた状態で内側になる方を出します。
内側の甲から、かけ糸に向かってアイロンの先を回転させます。

【2】 足首を下に向け、裏を出します。(手前が親指側です)
底地のヘリにアイロンをかけます。
左手で足袋を回転させながら底地のヘリをアイロンで押さえます。

【3】 足袋を表に返し、親指側の細長い面にアイロンをかけます。
親指の先をアイロンの腹で押さえた後、かかとから親指へかけます。
初めに押さえるのは、空気を抜いて余分なシワを防ぐためです。

【4】 足首を持って、履いた時外側になる方に返します。
4本の指が入る側にアイロンをかけます。内側との重なりは後で。
指先部分にアイロンを当て、空気を抜くようにかかとまでかけます。

【5】 足袋を回し4本の指側を手前に向けて、足首の先までアイロンをかけます。
内側と重なりの上でシワが寄らないように注意しながら、4で残ったかかとから
足首にかけて、甲の縫い目も整えながらアイロンをかけます。

【6】 最後にアイロン台の角を使い、コハゼの部分を外側から押さえます。
このとき、かけ糸の側を重ねてアイロンがけしてしまうと
シワになりますのでご注意ください。

足袋の干し方・・・足袋の取り扱い方 その2

「足袋って、どうやって干せばいいの?」と、ご質問をいただくことがあります。
特別何かをしなくてはいけないなんてことはないので、全く難しく考えていただく必要はないので安心してください。

ただ、これだけは守って欲しいことが1つだけあります。それは、

直射日光の下で干さず、日陰で陰干ししていただきたい!ということ。

干す時は、湿っている間に、下の【1】~【6】の順に表向けのまま陰干しして下さい。

さて、それでは実践です。

 

【1】 底地を横に伸ばします。

【2】 指先と踵(かかと)を持って底地を縦に伸ばします。

【3】 立甲の縫目を揃え引き伸ばします。

 

【4】 足首の廻りを伸ばします。

【5】手で叩き底地、表地のシワを伸ばします。
【6】 手を入れて形を整え、膨らんだ状態のまま、掛け糸に洗濯バサミを止めて干します。膨らみをもたせておいた方が足袋の中に風が入るので乾きが早いです。

足袋の洗い方・・・足袋の取り扱い方 その1

『その日の汚れ〜、その日のうちにっ♪』

着物をきると必ず汚れてしまうのが足袋ですね!
ゑびす足袋本舗は、足袋を型崩れさせず長持ちさせるために、手洗いを推奨しております。

足袋のお手入れは、(可能な限り)脱いだらその日のうちにお洗濯するのが理想的。汗シミ等で黄ばみができるのは防ぎたいですもんね!
クリーニングではなく、しっかりお水を使う手洗いがオススメ!です。

足袋の黒ずみが落ちない場合には漂白剤をご使用になられる方はいらっしゃいますが、安易にはオススメできません。少しだけ漂白剤のお勉強をいたしましょう。漂白剤には、塩素系と酸素系の2種類あるんです。

まずは代表的な漂白剤でおなじみの塩素系漂白剤。塩素系は、次亜塩素酸ナトリウムが主成分です。漂白力が強いので、染料まで脱色してしまうことがあり、色柄物には使用できません。
また、強いアルカリ性なので、綿・麻・ポリエステル・アクリル素材のみに使えます。一方、酸素系漂白剤の成分は過酸化水素や過炭酸ナトリウムです。
染料を脱色しないので、白物にはもちろん色柄物にも使用することができます。(「花王株式会社 製品Q&A」より引用)

 塩素系漂白剤は、綺麗になる代償として生地を弱めてしまったり、コハゼが金属なのでオススメできません。酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤ほどの威力はないけれど、綺麗にはなるのでお使いになられるようであればこちらをオススメ致します。

では、早速どう洗うかご説明させていただきます!

 

【1】 汚れが固まらないうちに、洗剤を溶かしたぬるま湯にしばらく浸します。

【2】 底地の汚れた部位に、サッと固形石鹸をつけてください。

【4】 全体的に汚れが落ちたら、たっぷりのお水で洗剤が残らないよう念入りに濯いでください。

【5】 水切りは、手でしごいてください。ねじり絞りは型崩れの原因となります。

※洗濯機をご使用の際は、【1】+【2】の工程を済ませた後、ネットに入れ、手洗い設定でお願いします。脱水機のご利用はお避け下さい。しっかり洗い終わった後は、洗剤を残さないようすすぎはしっかりし、陰干しで干していただきますと黄ばみ防止に繋がります。

 

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【手洗いなんてチョー面倒!って人の足袋の洗い方】

1. お風呂に入る時、履いている状態で浴室に入るw

2. 足湯用の容器にお湯をためる。

3. 足袋を履いたままの足をドボンとつけるw

4. 足はお湯につけたまま、シャワーで髪や顔、体を洗うw

5. 足底が見えるよう、膝上に足を置く。

6. 足袋を履いた状態で、足底に洗濯石鹸を塗る。
(ウタマロ石鹸がオススメ!)

7. ブラシ(オリジナルの足袋ブラシがオススメ)でブラッシングする。
自分の足があるため、一番汚れている部分が膨らんでいる状態なので、
痒いところに手が届く状態で、何気に効率的。

8. 足袋を脱ぐ。

9. 上生地にも石鹸をつけて全体的に洗う。

10. しっかりすすぐ。

11. 一瞬足袋を棚の上に放置。

12. 自分の足もしっかり洗った後、ゆっくり湯船に入る。

13. 疲れをとり、自分を労わる。

14. 足袋と一緒に浴室から出る。

15. バスマットの上に足袋を置く。

16. (できればもう一枚バスマットを用意しておいて)足袋を挟み込む。

17. その上で足踏みしながら、アナログな脱水を施す。

18. そのタイミングで体を拭き、髪を乾かす。

19. 風邪をひいてはいけないのでパジャマを着る。

20. パンパンと叩きながら、足袋を室内の風通しのいいところで干す。

 

いかがだったでしょうか?
この洗い方を推奨しているわけではないんです。
推奨はあくまでも上の洗い方なんですが
難しく考えずお洗濯して欲しいと思ったので、これを書きました。

手洗いが億劫で、激安の足に合ってないサイズの足袋を使い捨てにするという声を聞くようになったので、激安の足袋を3足買うのであれば、足がきれいに見える足袋を1足買ってご自身で洗っていただきたいなと思い、これを書かせていただきました。
洗濯機にかけるより、汚れがきれいに早く落ちるし、手洗いと同じで傷みも最小限に抑えられるから。
上品な方が実践される洗い方ではないですよ〜w